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生物と非生物

 ロシアで作成されたGDVの研究資料の一つに、死んだ人を測定した研究という珍しい報告資料があります。”生きている人”と”死んでいる人”の違いは何か、これは、”生命とは何か”という、科学や哲学における根本的命題に通ずるところがあり、この報告資料は、非常に興味深いところがあります。

 この実験は、様々な死因の人を対象に、死後3日間、一定の時間ごとに、GDVを測定しています。亡くなられた方を測定しても、普通に指から発光した画像を撮る事ができます。

 単純に考えられ方は、死んで生命活動が停止しているのに、なぜ生体のエネルギーの反応があるのかと、お考えになられるかもしれません。

 死んだ後も、死後変化として、自己融解や腐敗現象などとして、体内では化学反応が続いているため、GDVで測定をしても、発光現象を見ることができると考えられます。

 報告資料のデータから、総じて言えることは、”生きている人”に比べて、”死んでいる人”は、発光に関する”秩序”や”規則性”がないということです。これを見ていますと、生命とは、一つのシステムや体内環境を維持し続けられている状態なのかなと考えさせられます。