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システムとしてのGDV導入

 比較的大きな企業に、10台などまとめてGDVを導入する場合、個人のお客様に導入する場合と、手順や考慮すべき内容が異なるところがあります。

 特に考慮している内容として、以下のものがあります。

1 いつでも、誰でも使用できる導入体制
 たいてい企業の方は忙しく、GDVの操作方法や使い方を詳細に勉強している時間がありません。また、複数の部署にまたがる使用の場合、講習会を受けていない予備知識のない人も使用するケースも出てきます。そのため、社内全員が共有して使用できる専用マニュアルを作成することで、誰でも使用できる試しみをしています。ただ、均一的な使用、解析になるため、詳細な解析は、どうしても難しくなりますので、あくまでも目的とされている内容(スパによる効果測定など)を達成するための使用となります。
 
2 機器の使用の安全性
 設計上から、マニュアルに記載されている禁止事項を守っていただければ、問題が発生することはありません。確実な安全性の確保のため、この点に関する確認は、よくよくお願いしています。また、機器を長くご使用いただくため、故障によるトラブルを防ぐため、機器の取り扱いに関する指導もしております。  

3 機器の信用性
 機器の理論の科学性、測定結果の解釈に関する妥当性、薬事法などの法律の遵守など、最低限必要とされるプロセスを通して、機器自体の信用性を保持するように努めています。

4 GDVの使用に関する社員のモチベーション
 企業ですから、導入した以上、対費用効果が求められます。GDVの導入の成果を出すためには、準備と継続的な努力が求められます。なるべく、ご担当者の方々とは、綿密に話し合いをしまして、疑問点や不安点の解消をおこない、導入による業務成績の確認をおこないながら、モチベーションを持っていただくようにしています。また、お客様の社内会議などで、社長自ら、GDVの導入に関する話をしていただき、社内全般にGDVの存在意義が伝わるようにしていただくなど工夫をしています。

弊社のお客様へのGDV導入の心がけ

 弊社の方針として、GDVを導入するお客様とは、密なコミニケーションを取ることを心がけています。
 機器の特性上、機器を販売すれば、それで弊社の役割が終わりというわけではありません。各お客様が機器を購入され、講習会を受けられ、一通りの操作を習得した後、使用される現場にて、初めて気づかれる疑問や課題も多くあります。
 そのため、お客様とは、導入前、導入後共に、よく話をいたしまして、目的や使用分野に応じた導入の計画、導入後のサポートをおこなっています。
 GDVは、現在進行形で進んでいるところもありまして、国内外の情報を、逐次、お客様に提供するようにしています。また、GDVに関するお客様からの情報や提案は、内容に応じて、日本の全てのGDVを使用されている方にお役に立てるよう情報を共有するシステムをとっています。
 GDVを購入された全てのお客様を対象として、機器の使い方について学ぶGDV講習会(ベーシック)を実施しています。
 この講習会は、個別または少人数で実施しており、ニーズに合わせて、わかりやすい説明をさせていただいています。
 また高度な専門技術の習得をご希望の方は、GDV講習会(アドバンス)の受講をご準備させていただいており、企業様等でのシステムとしての導入、研究開発などでの使用をご希望の場合、個別に対応させていただいています。