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GDVによる水の測定理論

 生体を測定する時は指を電極として測定します。GDVレンズと指の間に不平等電場を作り出し、指から電子の放出による発光(放電)を促し、GDVカメラがその様子を捕えます。GDVが捕えている放電は、雪崩放電と沿面放電の二種類があります。

*雪崩放電(電子雪崩)
電場の中で自由電子が気体分子と衝突すると新たな電子が叩き出され、これが電場で加速されてさらに別の分子と衝突して加速度的に電子数が増える現象です。

*沿面放電
絶縁体の表面に沿って発生する放電現象です。

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▼水の測定の流れ
水滴の入ったシリンジから、水滴を押し出す。

GDVレンズに取り付けてある金属格子とインパルス発生器によってGDVレンズと水滴の間に高電磁界(EMF)を作る。

水滴と高電磁場が相互作用を起こし、水滴表面から荷電粒子、光粒子の放射が発生する。これらの放射は、高電磁場の影響で増幅・加速され、気体放電が発生する。

この放電の様子は、光学システムによって撮り込まれ、CCDカメラによって撮影される。

CCDカメラで撮影された内容は、ビデオ・デジタイザーに送られ、デジタルデータに変換される。

デジタルデータに変換された放電の様子(GDVグラム)は、GDVカメラに接続されたコンピュータに送られる。

水の測定の場合(シリンジでの水の測定の場合)、指ではなく水が電極となる。水滴とGDVレンズ
の間に不平等電場を作り出し、水滴から荷電粒子の放出を促し、それを発光として捕える。

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GDVの背景・歴史・現状

バイオエレクトログラフィー

 GDVの原型となる技術は、古く、現象としては、1777年にG.C.Lichtenbergのコロナの放電の形状を記録したリヒテンベルグ図に始まり、人体の撮影としては、1892年、ロシアの.Nardkevitch-Yodkoの人間の手の記録に遡ります。高周波電磁場の下で生じる生物からの発光現象は、非常に神秘的で、現代まで多くの研究者を魅了し、様々な機器の開発や研究が行われてきました。特に有名なのは、1900年代前半のキルリアン夫妻の開発したキルリアンカメラが、世界的に広まったため、技術自体の名称をキルリアンカメラと呼ばれることが多くありますが、技術自体の名称は、バイオエレクトログラフィー(生体電気図)と呼ばれます。参考に、バイオエレクトログラフィーの研究をした一部の人の名前を年代順に記載します。

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 国内外にバイオエレクトログラフィーやキルリアンカメラの機器は、多く存在しており、私たちREIMEIは、海外の様々な機器の開発者と議論する機会をもちました。これらの機器は、測定の物理モデルは、共通していますが、測定の設計自体に違いがあり、各機器により、大きな違いがあります。GDVが登場するまでの、キルリアンカメラは、再現性が少なく、測定時のノイズが多いため、臨床分野での測定機器としての使用は難しいことが多くありました。

GDVカメラ

 GDVは、生体に対する影響を最小限に抑え、CCDカメラを使うことでの安定した撮影、高電圧の機器の影響を最小限に抑える技術などにより、再現性が高く、ノイズも最小限に抑えることが可能となり、臨床分野での使用において大きく前進しました。撮影画像をデジタル化することで、数値化が可能となり、多くの方が、測定データを共有できるようになりました。このことは、解析技術やソフトの開発に、著しい進歩をもたらしました。GDVの開発者コロトコフ博士によると、GDVは従来のキルリアンカメラと比較すると、メルセデスベンツと自転車ぐらいの差があるとしておられます。

GDVによる水の測定

 近年、水は様々な分野において、処理を施され、ニーズに応じた利用をされています。また、最近の研究で、水中の成分以外の要因、例えば磁場などにより水の性質が変化することを示唆され、成分分析以外の測定機器の必要性は高まってきています。そんな中、私たちは水の新しい測定手法としてGDV技術を提案します。

 GDVは、「GDVとは 」の記事にあるように、気体放電視覚化(Gas Discharge Visualization)の略で、気体放電視覚化を意味します。生体を測定する場合は、下図の左側のように主に手の指を用います。一方で、水を測定する場合は、下図の右側のように測定する水をシリンジから水滴として適量押し出し、電磁界に曝すことで生じる発光現象を解析します。

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 GDVでの水の測定の特徴は、従来の元素分析技術とは異なり、「水の機能」を測定する点にあります。この技術により、現代科学では理解が困難な水や溶液の理解が深まる可能性を有しています。

GDVとは

 GDVとは、1990年代前半、ロシアの、サンクトペテルブルグ情報技術・機械・光学大学(Russian University, St. Petersburg State Technical University of Informational Technologies)生物物理学、コンスタンチン・コロトコフ博士が開発した生体電磁物性技術を利用した測定機器で、GDVとは、測定時の物理プロセスの名前に由来した、Gas Discharge Visualization(気体放電視覚化)の略である。視覚化とは、生体から放出される電子やフォトン、これらの粒子の集団的である振る舞いであるエネルギーや場を、電磁界により増幅させ、放電現象として、視覚化することにあります。プロセスとしては、ガラス電極の上に置かれた測定物(主に生物)に、高周波電磁界を印加することで誘発されたフォトンによる発光現象をCCDカメラで撮影する技術です。人体の測定の場合、手や足を使用することが多いです。

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GDVカメラ

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撮影画像サンプル

撮影された画像はデジタル処理により、スペクトルに応じた色づけが行われます。

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スペクトル別着色画像

はじめに

 多様化・複雑化している世界で、人はいかにこの世界を理解し、調和を見出していくか、また、人と人が理解し合うことが出来るのか。このテーマは21世紀という時代において、重要なテーマだと思われます。
 GDVのコンセプトは、従来の東洋思想に似ており、人が自然や環境を理解し、調和することであります。現代医学のような専門知識や検査数値で健康状態を把握することは、私たちの健康を維持する上で大きな利益となりますが、これに固執し過ぎると、生命活動をしている"人間"という存在をありのままに理解することが出来なくなる可能性があります。
 私たちは、対象に対する正しい理解を無くして調和や進歩というものを得ることは難しいことです。既存の知識や技術を活かしながら、それらを"人"や"自然"に押し付けない、"人"や"自然"を尊重した技術というものが重要になります。
 私たちにとって、有益な環境づくりや生活様式を生み出すための技術としてGDVは一つの可能性を有しています。

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